梁田政綱
九之坪城
九之坪城由来
室町時代から戦国の時代に移りつつあった頃、尾張
の国の守護・斯波氏の家臣であった梁田政綱は、
主家衰退後織田信長に仕え、戦功により九之坪城
を与えられ、この地を領有することになった。
有名な桶狭間の戦いには、敵の今川義元の動静を
探り、この戦いの勝利に大きな貢献をした。
その後、柴田勝家・木下藤吉郎等とともに各地に
転戦して数々の功績を残した。
その拠点となった九之坪は、これ以前、当地の地侍
の有力者が「此壺城(このつぼじょう)」と称し、この地
に構えたとされる館を。増改築したものと伝えられて
いる。廃城の時・経緯については明らかではない。
北名古屋市九之坪西城屋敷
沓掛城址
愛知県豊明市沓掛町東本郷11
1560年桶狭間の合戦前夜に今川義元が宿泊した城
として知られている。
本丸とそれをとりまく堀、二の丸、諏訪曲輪が残って
おり、旧態をよくとどめている。
織田方の城として梁田出羽守が恩賞として入城、
その後は織田信照(信長の異母弟)川口久助らが
城主となった。
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