八神街道
八神城
岐阜県羽島市
八神城跡
八神城主は毛利氏であった。同氏は鎌倉時代より尾張
国長岡庄石田郷司職としてこの地方の地頭あるいは
領主として幕末まで居住し、明治維新後もこの八神城跡
の一角に居住していた。この間には、土岐、織田、豊臣、
徳川に仕え、江戸時代には名古屋藩に所属した。
八神渡船の跡
岐阜県羽島市桑原町八神
八神渡しの跡
八神渡しは、岐阜県羽島市桑原町八神から対岸の
愛知県稲沢市祖父江町に達するもので、名古屋藩
宿老毛利氏(八神城主)の登城のため設置されま
した。明治以降は、はじめ個人経営として、ついで
区営、県営(明治37年以降)として運行されたが、
昭和51年の馬飼大橋の完成で廃止された。この
渡しは長い間近在の多くの人々に利用され、現在
も渡船場跡や船頭小屋(現在約2キロ南に移築)
があり、その史的価値は極めて高いといえる。
愛知県側を見る。
八神渡船場
稲沢市祖父江町
八神渡船場跡碑は見つからなかった。残念!
祖父江字中沼地内にあるとのことなので、祖父江砂丘
の近くにあることになります。
道標
稲沢市(片原一色小学校)
道標
稲沢市(鈴置神社)
道標
稲沢市(大江川堤防)
八神街道碑
愛知県稲沢市中之庄
元和元年(1615)頃、八神城主毛利広義公は尾張藩の
重臣となり、以後代々、八神城を居城として栄えてきた。
名古屋城へ登城するため、八神街道を開き、八神から
渡船で対岸の祖父江へ上り、清州、枇杷島を経て名古屋へ。
左側には名古屋道と記されている。
馬橋(おこりおとし橋)
愛知県稲沢市増田南町
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