茶屋四郎次郎
江戸時代の京都の豪商。幕府、御三家の御用呉服商。
朱印船貿易に従事した。姓は中島、代々四郎次郎を
称す。
茶屋四郎次郎・新四郎屋敷跡
京の豪商茶屋四郎次郎は,六代まで中京区新町通
蛸薬師下るに居を構えていた。
ビックリするくらい本能寺のすぐ近く
なんですよね。このあたりに歴史のからくりがあるの
かもしれませんね。
初代清延、2代清忠、3代清次。
清延は徳川家康の伊賀越えに協力したことで知られる。
清忠は家康に京都所司代の設置を進言し、京・大坂・
堺・伏見・奈良の上方五ヶ所の町人を支配した。
茶屋新四郎宅跡
名古屋市中区丸の内
尾張中島家は後藤、角倉とともに京都三長者と呼ば
れた朱印船貿易商人中島家の分家で、俗に「尾州茶
屋」といわれた。
初代四郎次郎清延の三男、新四郎長吉が徳川家康
の命令により、慶長19年(1614)に創始した。
尾張徳川家の呉服調達を命ぜられた一方で幕府呉
服師にもに任命された。
実際には、将軍、老中、大名諸家の接待、饗応や内
使の用務も行っていた。
同家所蔵の「交趾渡航図巻」(県指定文化財)は、
東区筒井町情妙寺に寄進され、保存されている。
名古屋市中区丸の内
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