筒井定次
筒井順国の嫡男。筒井順慶に子が
なかったため、養嗣子となる。
正室:織田信長の三女・秀子
側室:明智光秀の娘
側室:徳川家康の異母妹・市場姫
系図纂要第9冊下(名著出版)参考
織田信長の死後、秀吉の家臣。
秀吉により、大和より伊賀上野へ移封。
筒井城
三重県伊賀市上野丸之内
関ヶ原では東軍に与し、家康より所領安堵。
1608年、定次は突如改易され、身柄は
鳥居元忠の次男・忠政のもとに預けられた。
1615年、大坂の陣にて豊臣氏に内通したと
いう理由により自害を命じられる。
市場姫
家康は松平広忠と刈谷城主・水野忠政の
娘於大の方との間にできた子。市場姫
は広忠と田原城主戸田康光の娘との間の子。
広忠の死後、家康は市場姫を八ツ面城主の
荒川義広に嫁がせる。荒川義広は途中で
親戚関係のため、家康に刃向かう。
そのため、家康は義広を八ツ面城から追い出した。
後、家康は市場姫を筒井家に嫁がせる。
本能寺の変の前でも後でも意味がありげだ。
1593年、死亡。不退院で葬儀。葬儀の導師は
鳥居元忠の兄・本翁意伯上人がつとめている。
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