鶴ケ城



瑞浪市土岐町鶴城中町

鶴ケ城
鎌倉時代美濃国守護になった土岐光衡は土岐邑
の一日市場に居館を設け、神篦のこの地に城を築い
て鶴ケ城と称し、四周を整えて美濃国統治の本拠
とした。その曾孫で室町時代初代の守護に任ぜられ
土岐氏繁栄のもとを築いた頼貞もこれに倣い、ここを
美濃府城の地とした。このほかに本城は頼貞の第一
子で正中変に殉じた土岐頼兼の城として有名であり、
以降関ヶ原合戦まで神篦 城、土岐城とも呼ばれて
戦史に名を載せており、天正10年(1582)2月の織田
対武田合戦時には信長・信忠忠父子も本城に入城
し、ここから武田氏攻略の軍を発進させている。








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