小田原城跡
小田原城
神奈川県小田原市城内
小田原城
15世紀中頃に大森氏が築いた山城が前身で、
その後戦国大名小田原北条氏の居城となってか
ら、関東支配の拠点として次第に拡張整備されま
した。豊臣秀吉の小田原攻めに備え、城下町を囲
む延長9kmにおよぶ大外郭の出現により、城の規
模は最大に達しました。
北条氏滅亡後は、徳川家康の家臣大久保氏が城
主となります。大久保氏改易後、阿部氏及び番城
時代を経て、寛永年間に稲葉氏が城主となると、
大規模な城の改修工事が実施され、姿を一新しま
す。大久保氏が再度城主となりますが、元禄16年
に発生した地震により、天守をはじめ城内の各施
設はほぼ倒壊してしまいます。その後、本丸御殿
を除き再建され、幕末に至ります。
明治3年小田原城は廃城となり、売却された後、
次々と解体されました。城址は御用邸時代を経て
地元自治体に払い下げられ現在に至っています。
また、国指定史跡に指定され、今も整備が続けら
れています。
(パンフ参照)
北条早雲公像
なお、小田原駅西口には 北条早雲公像がある。
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