室町時代


足利将軍室町第址

京都市上京区

大覚寺遠望

京都市右京区嵯峨大沢町

1392年、南北朝の和解が成立し、南朝最後の天皇である
後亀山天皇から北朝の後小松天皇に「三種の神器」
が引き継がれたのも、ここ大覚寺においてであった。

唐門

京都市右京区嵯峨大沢町

足利尊氏石宝塔

岡崎市大門3

塔身には、延文3年(1358)4月、晦日に没した
足利尊氏の供養のため足利内蔵之尉が建立
したことを示す銘文を扉枠とともに刻する。
大門は古くから対岸の北野と結ぶ矢作川
の渡河点として交通の要衝であり、
石宝塔建立当時、この地が足利氏系有力
氏族の勢力範囲であったことを示している。



八剣神社



満性寺

岡崎市菅生町元菅

満性寺は、足利尊氏の開運祈願を受けたり、
松平氏をはじめとする武士層の帰依を受け発展。
1563年の一向一揆には、松平氏とのゆかりから
家康方につく、鎌倉末期の太子像や室町時代
の仏画などを所蔵し、俳人鶴田卓池の墓もある。


円福寺



名古屋市熱田区

亀井山と号し、時宗。
元応元年(1319)足利氏の一族とされる厳阿の開基
で、足利尊氏も祈願所として堂宇を建立したといわ
れる。永享4年(1432)9月、6代将軍義教は富士遊
覧のため下向の折、当寺に三日間逗留し、連歌会
を催した。当寺にはこの時の連歌懐紙や尾張円福
寺文書、伝小栗宗湛筆紙本墨画豊千禅師図(いず
れも県指定文化財)を伝えている。また、当寺は、
尾張2代光友の時芝居興行が行われたところで、
亀井道場の名で知られる。


鳥居建民家

岩倉市大地町(岩倉史跡公園)



室町時代における農家の型式をそのまま残している。


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