松原緑地
名古屋市中区松原1
松原緑地
この場所は古くから人々に「くすのきさん」と呼ばれ
敬い親しまれてきました。
太平洋戦争の戦災により、幹の部分が焼けて枯れ
てしまいましたが、樹木の生命力の強さにより、根元
からひこばえ(根元から出てきた芽のこと)が生長して
みどり豊かな景観が再現されました。
このような貴重なみどりを残そうという地域住民の方々
をはじめとする多くの方々の熱意により、保存すること
になりました。
参考
「(松原)1丁目の西脇公園のすぐ西の小さな丘の上に、
大きなクスノキがある。これは、弘法大師が植えた木と
いわれる。戦国時代に、織田信長が出陣のとき、戦勝を
祈ったという大クスノキである。
名古屋市発行「なごやの町名」から
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