上街道



津島市

旧上街道
織田豊臣時代から名古屋北西部より、清洲・甚目寺・
木田・勝幡をへて津島へ入る道で街道の両側にみられ
る家のつくりは昔の様子を残している。とくに今から
三十年ほど前(江戸の天保年間)には伊勢まいりと
ともに天王さまへのおまいりの道として記録にも残され
ている。「津島まいらねば片まいり」といわれた時代の
主な街道として佐屋街道とともに大いに利用された。
今の「本町通り」の地名は当時栄えていた。街並み
であることをあらわしている。

津島神社参宮道


橋詰三叉路


橋詰三叉路
上街道、下街道の交わったところで、これらの街道や
巡見街道から天王様まいりの人々でにぎわう橋詰町
の入り口であったため、大きな道しるべが立てら
れた。江戸時代には津島天王まいりでにぎわい
その後も津島の中心地であった。自然堤防の上に
発達したまがりくねった道、こうしのはいった店の
家並みは数百年の昔のおもかげを残している。


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