福知山城


                            
福知山城
                  
                         
京都府福知山市内記

                            福知山城
                  福知山城は、福知山盆地の中央に南から細長く
                  突き出た丘陵を利用した城郭でした。天守閣は
                  丘陵の東端にあり、その下で土師川と由良川が
                  合流し、東に長田野・由良川を望み、北側には
                  城下町が広がり、周囲をよく見渡せる要衝の地
                  といえます。
                  この福知山城が近世的な城郭に築城されたの
                  は、天正7年(1579)、織田信長の命を受けた明
                  智光秀が丹波を平定した時から始まる。
                  地元の記録によると、明智光秀が、近隣寺院の
                  石塔を集め石垣とし、由良川の流路をかえ城下
                  町を守る堤防を築いたとなっている。又、光秀は
                  福知山町に地子銭免除の特権を与え、三丹一と
                  称された商都の基礎をつくったとして彼の功績を
                  讃え、非業の最後を慰さめるため御霊神社が建
                  てられ、元文2年(1737)から御霊会(現在の御霊
                  まつり)が行われ始めました。

                          御霊神社
                  

                  光秀以後、福知山城主は杉原家次、小野木重勝
                  と続き、関ヶ原の戦い以後は、城下町の整備・有
                  馬検地を行ない久留米へ転封した有馬豊氏、岡
                  部長盛、稲葉紀通、松平忠房、寛文9年(1669)
                  から朽木稙昌が福知山藩主となり、明治に至るま
                  で朽木氏が13代にわたり統治しました。
                                     (パンフ参照)

                   
                 
由良川からの福知山城    福知山城からの由良川

                 
福知山城に行かれた方は、ご存知だと思いますが、お
                城のすぐ側を由良川が流れているのだす。(地図で確
                認してみてください。)



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