法持寺
名古屋市熱田区白鳥
白鳥山法持寺
当寺は、天長年間に弘法大師が熱田神宮へ参籠した
おり、日本武尊を慕い自ら本尊延命地蔵菩薩を彫って
小祠を建立したのが草創といわれている。
戦国時代、織田信長が桶狭間合戦に向かう途中、当寺
へも立寄り、必勝を祈願したといい伝えられている。
戦時中は、徴兵検査場、修養練成場、挺身隊宿泊所
にもなっていた。昭和32年より30年間、三保ヶ関
部屋の宿舎となって、名横綱北の湖が誕生した。
白鳥古墳(白鳥御陵)
この古墳は6世紀初めごろの築造と推定され、
全長約74mの前方後円墳であるが、前方部と後円部の
東部分が削り取られて原形が損なわれている。
古くからこの古墳は、日本武尊の御陵との説があり、
日本武尊が白鳥となって熱田の宮に飛び来り、降り立った
地であるところから白鳥御陵と名付けられたといわれる。
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