速水勘六左衛門
滋賀県東近江市甲津畑
勘六左衛門の松
当家の祖先速水勘六左衛門は信長公記事にもしば
しば出てくるこの地方きっての郷士で、戦国時代の
初期に最も活躍した。織田信長が近江路へ入るに
際しその召に応じ、数々の武勲をたてている。信長
はそのため近江と美濃尾張を往復のとき、たびたび
この千種街道を利用している。その際、杉峠より布施
(八日市市)までの間を警護したのが勘六左衛門で
あって、途中信長はいつも当家で休憩していた。
この見事な松は信長のもっとも愛した木で、信長の
馬をつないだところから、別名「信長馬つなぎの松」
とも呼ばれている。樹高6m、幹周2450cm
推定樹齢250(伝承450)年
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