元禄文化


                    広義には元禄時代を中心とする江戸時代前半期の
                    文化。五代将軍徳川綱吉在職中の1680年〜1709
                    年のをも指し、狭義には1688年〜1703年の文化を
                    指していう。


                             善光寺
                    
                              
長野市元善町
                    1707年に再建。江戸中期を代表する総檜皮葺の仏
                    殿建築。


                           東大寺大仏殿
                    

                    
                                 奈良市
                    1567年の焼失後、露座となっていた大仏を納めるた
                    め1709年に再建。天平時代のものより小さいが、現
                    存する木造建築としては世界最大。


                             蕉風発祥の地
                    


                    この地は貞享元年(1684)の冬、芭蕉が「野ざらし紀
                    行」の旅の途中名古屋に立ち寄り、岡田野水・山本
                    荷兮・坪井杜国・加藤重五ら土地の青年俳人らと、
                    七部集の第一集「冬の日」の歌仙を興行したところ
                    である。
                    この「冬の日」こそことばの遊戯でしかなかった俳諧
                    を始めて芸術の領域まで向上させたといわれた句集
                    で、この歌仙を興行した場所を「蕉風発祥の地」とよ
                    んでいる。
                    その場所は、宮町筋久屋町西入 南側、現在のテレ
                    ビ塔東北の脚のあたりと推定されている。

                    
                                名古屋市

                         奥の細道むすびの地
                    
                               大垣市船町

                    

                     俳聖松尾芭蕉は、元禄2年(1689)の秋、約5か
                     月の「奥の細道」の旅をここ大垣で終えた。その
                     おり、芭蕉は「蛤のふたみに別行秋そ」と詠ん
                     で、水門川の船町港から桑名へ舟で下った。

                           円空上人産湯の井戸
                    

                           円空上人産湯の井戸
                    円空上人は、寛永9年(1632)美濃国中島郡中村の
                    この地に生れた。
                    十七体の円空仏を祀る観音堂とその周辺は中屋敷
                    と呼ばれ、どの家も小さな円空仏が護持されている。
                    しかし、生家については確証がなく、ただこの加藤正
                    義の井戸跡が「円空上人の産湯に使われた井戸」と
                    して昔から語りつがれてきた。
                    このたび円空資料館の建設にあたり、この一貫として、
                    この井戸が復元されるに至った。
                    この井戸の清水を通して、円空上人の偉大な遺徳を
                    偲びたい。

                    
                               岐阜県羽島市

                               竜泉寺
                    
                          名古屋市守山区吉根松ケ洞

                    

                    竜泉寺には円空作の作品が展示してある。

                           元祖竹本義太夫誕生地
                    
                                大阪市

                                林羅山
                    
                                土山宿

                    作者、林羅山は、徳川幕府に仕えた江戸前期の
                    儒学者。号を道春という。家康没後の元和2年(1616)、
                    羅山34歳のとき、江戸を出初し、東海道を経て故郷の
                    京都へ向かう。この詩は、途中の土山で詠んだもので、
                    この間の紀行記「丙辰紀行」に掲載されており、その
                    前文に「繹話毛傳」などに石山を土の山とよみ、土山を
                    石の山とよむことを思いて、この詩を詠んだとある。

                    

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