伏屋城
岐阜県羽島郡岐南町伏屋4
伏屋城
織田信長が美濃を攻めるため、木下藤吉郎(後の
豊臣秀吉)に命じて築かせた城と、伝えられています。
古書によると、秀吉は、木曽川の周辺に勢力をもつ
土豪らの助けを借り、材木を集めていかだに組み、
木曽川を利用してこの伏屋に運び込み、砦のような
城を築いたとあります。これが「伏屋城」で、短期間
に造られたことから「一夜城」とも呼ばれています。
永禄年間(1558〜1569)ころ築かれたと考えられます。
天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いで、秀吉は、
最北端の砦として、この伏屋城を伏屋市兵衛に守ら
せました。
戻る