旭城
愛知県尾張旭市
復元古民家
愛知県尾張旭市
この建物は民族文化財として市内北山町北山の松
原万蔵家の母屋を譲り受け移築復元したものです。
文化13年(1816)の建築で、この地方の標準的な農
家のつくりです。間口六間半、奥行三間半で屋根は
寄棟造り、かや葺きで煙出しの小妻がついています。
間取りは大戸口に入ると庭とよばれる土間があり、
右手には納屋があります。左手には上り端で、台所
と勝手があり、その奥には奥の部屋として、座敷と納
戸があります。構造は、尾張地方の特徴である。四つ
建てで、母屋の中心になる部屋の周囲に四本の柱
(檜)を立てて役柱とし上部に二重梁を受けています。
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