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   楽苦我喜インフォメーション       
                   2004.12.04
                       Vol.024
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 病院

君たちは、知らないが、おまえたちが生まれる前に病院に勤めて
いたんだ。
              
私が、病院に勤めていて感じたことを君たちに伝えていきたい。

「それは、一般の企業と違い、病院においては、否応無しに生と死
のドラマに直面するということかな。」

「だからこそ、患者さんのちょっとした仕草・言葉に、今までどん
な名優も演じようとして演ぎることが出来なかった瞬間を、さらに
どんな偉大な作家も語ろうとして語ることが出来なかった空間を、
かすかに垣間見ているのではないかと思ったんだ。」

「名優以上の主役である患者さんのお世話が出来ることは、自分の
人生において、大いにプラスになると思い。また、患者さんの心の
ひだに留めていただけることは大変光栄なことだとも思っていたん
だ。」

「 もう一つ、深夜の救急病院のことが印象に残っているよ。」

「深夜の交通事故なんだけど、事故に遭う人達は、家族運の薄い人
が多かったような気がするんだ。一概には言えないけどね。経験的
にそう感じたんだよね。」

「深夜の事故は若い人達が、多いんだけど、グループで遊んでいる
時に事故に遭って病院に来るんだけど、ケガをしている友達の本名
・住所を知らないとか。今日、初めて会っただけだからとか言う返
事が多く返ってくるんだ。」

「また、ケガをしている本人に、家族の方に連絡を取りましょうか
と聞いても、一人暮らしだとか、連絡する人はいない、もう家には
何年も帰っていないという返事も多いような気がしているんだ。」

「寂しい心が深夜のドライブに駆りたてているんではないかな。そ
して、寂しい思いが様々なことを引き寄せているんではないかな。
そんなふにパパは思っていたよ。」

「家族仲良く暮らすことが、家族皆が力を合わせて生活することが、
どれほど一人一人の人生を守っていることか。病院に勤めていた時、
実感したよ。」

「だから、おじいちゃん。おばあちゃん。パパ、ママ、皆に感謝し
ないといけないんだ。」


             


 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
あなたの人生に楽しいこと、うれしいこと、すばらしいことが沢山
おきますように心から、お祈り申し上げます。



編集後記*****************************************************
  
  お気づきの点、率直な感想や、こんな情報が欲しいというご要
  望など、ぜひ、お気軽にメールをください。
  時間がかかるかもしれませんが、返事は必ず書きます!
 
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   楽苦我喜インフォメーション       
                   2004.12.12
                       Vol.025
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 スタンディング ポジション

 暮れの大掃除には、君達とこんな会話をするかもしれないね。

「パパ、ここを掃除していたら、古い手帳が出てきたよ。」

「手帳、見せてごらん。いやぁ、懐かしい僕の大学時代の手帳だ。」

「パパ、もう一度見せてよ。」と、言って手帳をとろうとした。
すると手帳の間から、1枚の黄ばんだカードが落る。そのカードを
拾って声を出して読み始めた。

スタンディング ポジション
 自分はどの位置に生まれたのか。
 そして今どの位置にいるのか。
 改善されているのか。向上しているのか。
 それとも…・
 これからどちらの方向に行こうといているのか。
 その流れを見極めろ。
 前進していなければ、その考えを修正する必要はないか。
 自分の今立っているところを考えろ。
 冷静に考えろ。
 誰もが落ち込むような環境か。もしそうであるならば、私は悩まない。
 誰もが悩むことだから。私は時間を失いたくないから。
 自分の環境を勝利するのみだ。
 少しでも前進するために。 

「恥ずかしいな僕が作った詩だ。20年も前にタイムトリップしたみたいだ。
あのころの自分が思い出されるなぁ。今から思えば、いい心の財産だよ。
読書三昧・映画三昧、贅沢な日々を送らしてもらったよ。言っとくけど、
勉強もちゃんとしていたぞ。」

「どうゆう時に書いたの。」

「そうだな。自慢にもならないが、受験に失敗したんで、希望の大学に行
けなかったんで、かなり落ち込んでいたなぁ。落ち込んでいたんで、自分
を励まそうとして書いたんだ。でもね、時間が解決してくれたし、友達、
両親にも感謝している。今から考えるとちっぽけなことなのにと思うけど
ね。」

「そうだな、こんなこともあったな。台風があって、大きな木がポッキリ
と折れていて、痛々しい姿なのに、台風一過の青空と何か不思議なバラン
スが取れていたんだ。その時、その美しさに、人間も失敗したり、倒れた
りしても、いつか自分を立て直すことが、出来るんじゃないかと思ったん
だ。」

「なんだか、パパ、カッコウいい。」

「からかうなよ。話はこれくらいにして、早く掃除を片づけて休憩しよう
ぜ。」

「はーい。」と娘達が大きな声で返事をした。


         

 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
あなたの人生に楽しいこと、うれしいこと、すばらしいことが沢山
おきますように心から、お祈り申し上げます。



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